北海道

【2021年】北海道・阿寒湖の氷上ワカサギ釣りに行ってきた

こんにちは、スミ子です。

今回は、北海道内でも特に寒さが厳しい道東で、唯一私が毎年心待ちにしているイベント「ワカサギ釣り」の魅力についてご紹介します。

 

・ワカサギ釣りをやってみたいけどどこに行けばいいの?

・道具は何にもないけど、レンタルできるの?

・釣ったワカサギってどうしたらいいの?

・ワカサギ釣りってもろにアウトドアだけど、極寒の道東、どんな装備で戦えばいいの?

 

などなど、「これからワカサギ釣りをやってみようと思う方」や「冬の阿寒湖」について知りたい方は参考にしていただければ幸いです!

 

「ワカサギ釣り」それは私的冬の一大イベント

「一日の最高気温がマイナス10℃」なんてこともザラではない道東にある湖の湖面は、冬になるとあっという間に氷に覆われます。

寒いのが嫌いな私の、冬の唯一の楽しみが「ワカサギ釣り」。

毎年1月に解禁される阿寒湖のワカサギ釣りを求めて、今年も早速行ってまいりました。

 

阿寒湖のワカサギ釣り概要

阿寒湖では、毎年1月の初旬になるとワカサギ釣りが解禁されます。

2021年は1月9日に解禁されました。

各々がテントと釣竿を持参して楽しむもよし、着の身着のままで向かって楽しむもよし。

 

私は冬に一度ワカサギ釣りをするだけで自分の釣り道具は持っていないため、毎年手ぶらで行ってレンタルの竿を借りています。以下、レンタルする場合の概要です。

 

阿寒湖ワカサギ釣り【レンタルの場合】

・遊漁兼・釣り道具一式・・・一人1,650円

・時間は無制限

・ワカサギ天ぷら券つき

 

手ぶらで行って楽しめちゃうのは本当にありがたいですね~。

 

ワカサギ釣りに行くときの服装は?

テントの中での戦いになるとはいえ、外気温はマイナス。

 

・ヒートテック(タイツもあるとなおよいです)

・暖かいフリース

・スキーウエア

・カイロ

 

という、完全な冬装備で挑みました。

「着込みすぎかな?」とも思いましたがスキーウエアを着用している方、多かったです。

 

阿寒湖に到着

釧路空港からは車で約1時間。

阿寒湖の温泉街の中心部から、車のまま阿寒湖畔に降りられる入り口があります。

 

まずは車で氷上の駐車場にそのまま乗り入れ。

阿寒湖畔のホテルに宿泊している人も、釣り場までは徒歩で向かえる距離なので安心です。

(夏には青々とした緑が映える美しい阿寒湖の湖面に立っているのかと思うと、それはそれで感慨深い…)

 

駐車場入ってすぐの場所に、氷上アクティビティを運営している「あいすらんど阿寒」さんの小屋があるので、そこで受付をします。

 

あいすランド阿寒さんでは、次の3点を貸し出してくれます。

・竿

・エサ

・テント内で座る折り畳みイス

 

受け取っていざ出陣!

鼻からワカサギ出るほど釣るぞ~

 

ワカサギ釣りの準備

案内された先には、張り巡らされたたくさんのテント。

カラフルなテントがたくさん

 

テントの中の氷にはすでに穴が3か所空けられているので、一つのテントで一度に3人がワカサギレースを繰り広げることができます。

テントは入口を閉めれば風は一切入らないので、マイナスの気温の中でも割とじんわり暖かいです。

 

ワカサギ釣りでは、おがくずと共に袋詰めされた「紅さし虫」とかかれたピンクの芋虫ちゃんをエサに使用します。

ワカサギを釣るにはこの芋虫ちゃんを針につけるところからスタートしなければいけないのですが、

 

虫が苦手な人にはここが最難関・・・

 

卍どうしても絶対まじでガチで超触るの無理!卍って人は、係りのおじさまにお願いしましょう。

代わりに針にエサをつけてくれます。

 

お皿に芋虫ちゃんを開けて、ぐにぐにぷにぷにしている芋虫ちゃんをつまみ「ああああ痛いよねごめんねえええああああ」と叫びながら針につけたら、氷に空いている穴に糸を垂らしてワカサギ釣りスタート!

 

ワカサギの釣り方

ワカサギの釣り方はとっても簡単です。

 

エサをつけた糸を穴に垂らしたら、おもりが底につくまでリールから手を放します。

 

おもりが湖底まで下がったら1~2回転リールを巻き戻し、糸をピンっと張った状態であとは竿を軽く上下に動かすのみ。

しばらくして(早ければ5分たたずに)、竿に「ピクピクッ」と反応があったら・・・

リールを巻いて巻いて巻いて&巻きまくります。

 

 

釣れた!釣れたああああああ

 

釣れた時の喜びといったらありません。

運が良ければ、1回で3~4匹のワカサギが釣れていることも!

 

と、釣れた喜びもそこそこに、あることにお気づきになる方もいるでしょうか。

 

「さっき針につけた芋虫ちゃんはワカサギのお腹の中…?ということは釣ったワカサギを食べたら自ずと芋虫ちゃんを食すことになりやしません…?」

 

私もはじめて行ったときは、「ワカサギを食べる=エサの芋虫ちゃんともども食べることに?!」と思っていましたが、心配無用でした。

 

釣り上げたワカサギのほとんどが口元に針を引っ掛かけた状態なので、針ごと芋虫ちゃんを飲み込んでいることはありませんでした。

なので一度針にエサをつけてしまえば、エサをつけ直すこともほとんどありません。

 

そして、ワカサギは群れで泳いでいるらしいので一度釣れはじめるとぼろんぼろん釣れます。

 

 

釣れたワカサギは、もらったビニール袋の中に入れておきましょう!

何匹釣れるか楽しみ・・・

 

ワカサギを釣った後は

過去の挑戦では2時間で約30匹の釣果でした。

2021年はというと、3時間で約40匹。

去年と同じくらいのペースだったようです。

 

係のおじさんによれば、群れが泳ぐポイントがある程度決まっているため、入ったテントによって当たり外れがあるとのこと。

混雑時でなければテントを変えることも可能なので、釣れなくてもテントを変えてみるなど諦めずに挑みましょう。

 

釣れたワカサギを袋に入れて向かったのは、阿寒湖畔の入り口にある食堂「海兵」さん。

 

受付の際にもらった「てんぷら券」とワカサギを渡して、待つこと10分。

めちゃめちゃおいしそう。

 

まずは1匹…

サクァッ

サクサク。ただひたすらにサクサク。自分の口から奏でられるサクサク音が小気味いい。

サクサクサクサクサクサクサクサクしているうちに、あっという間に食べ進めてしまいます。

 

大ぶりなワカサギの中には、タマゴを抱えた子持ちのワカサギもいて美味しい!

 

食べきれずに家に持って帰る場合も、持ち帰り用のパックがもらえるので安心です。

家に帰ってからトースターで温めれば、またサックサクのワカサギが楽しめます。

 

 

最後に

阿寒湖ワカサギ釣りのコスパの良さ、分かってもらえたでしょうか?

毎年1月初旬に解禁になるワカサギ釣り。

 

ワカサギ釣りを運営している「あいすランド阿寒」さんでは、ワカサギ以外にもバナナボートやバギー、スケートなどのウィンタースポーツをお手頃価格で楽しむことができます。

ワカサギ釣りに飽きたら、バギーで氷上を爆走しましょう。

http://www.koudai-akan.net/iceland/wakasagi.html

出典:あいすランド阿寒

 

 

 

 

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